親切に答えてもらえればそれでいいんですw
特別お題「心温まるマナーの話」by JR西日本
こんちわ、おいさんだよ(*^^*)
今日はヒマだから久しぶりにはてなのお題に手を出してみよう。
……う~ん、マナーね。電車内でされて嫌だった話は数あれど、されて嬉しかった話ってあんまりないなぁ。
仕事柄あんまり電車に乗らないしねw
まぁ、拙い記憶を探りながらその手の思い出を今回は語ってみようと思うよ。
上高地から伊勢神宮へ
電車で覚えているエピソードといえば、まだ一人旅をしていた時の話だ。
わしは初めての一人旅をまずは長野からスタートした。
当然、公共の交通機関を多様することになったのだが、その時の長野交通の対応たるや酷いものだった。
まず、駅員がみんな無愛想で機嫌が悪そう。
何を聞いてもあんまり愛想よく答えてくれない。
普通に到着時刻は遅れる。
バスの運転手は運賃を間違えてこっちから余分に運賃を取ろうとする。
挙句の果てに同じ駅内で色んな駅員にウソをつかれ、ずっと長野駅から脱出できずに同じところをぐるぐると廻る地獄の長野ループを食らったりと散々であった。
そしてこれは確実に言えることだが、バスも電車も外観が汚い。
多分長い間バスに降り積もった雪解け水をそのまま放置しておいたためについた汚れなのだろう。
しかし、わしが乗ったどの交通機関もそうした汚れを落とすきはサラサラないらしく、普通にそのまま走っていた。
わしはバスや電車にも乗ったけど、東京で一人暮らしをしていて関東圏の公共交通機関に慣れていたわしの目から見た長野の交通機関はちょっと異常であった。
関西圏の鉄道会社とのギャップ
その時の様子は旅日記で詳しく何度も書いたが、上高地でひどい目に合わされてフラフラになりながら次の目的地である伊勢神宮へ向かう時だった。
その日は熱田神宮から伊勢神宮まで近鉄名古屋線に乗り換えて、伊勢神宮に向かっていると、iPhoneのナビを見ながらわしは一抹の不安を覚えた。
初めて知らぬ地へ、たった一人で向かったことのある人はわかるだろうが、自分が今正しい電車に乗って目的地へ着くことができるのか不安になったことがある方がいるだろう。
その時のわしは正しくそれだった。
そこでわしは通りかかった車掌さんにこの電車は予定通りに伊勢神宮へいけるのか尋ねてみることにした。
すると車掌は、こちらがびっくりするぐらいハキハキした声で、聞いてもいないことまで親切に答えてくれたのだ。
わしはそれまで一人旅で長いこと長野の交通機関で辛酸を嘗めさせられていたので、この時の車掌の態度に驚愕した。
まず、声がデカイ。
これは重要なことでうるさい車内では長野の車掌みたいにボソボソした声でこっちが質問したことに答えられても聞こえないのだ。
そんな車内でよく通る声でこちらの聞いたことに明るくハキハキ答えて貰えると客としては非常に助かる。
そして愛想よくこちらが知りたいことを親切丁寧に答えてくれる。
伊勢神宮までの電車の乗り換え地点や電車の番線、発車時刻まで全て覚えているらしくスラスラとよどみなく答えてくれる。
愛知を起点に一歩交通機関が変わるとここまで違うものなのか!
これには当の本人であるわしは関西人のノリの良さ、商売人としての客に対する態度に感動してしまった。
別にこちらは客だからといって、駅員含む車掌は奴隷のように仕えよと言っているのではない。
知りたいことを、愛想よく、明るく答えて欲しいのだ。
これだけでいいw
特に一人旅でその土地に不案内なバックパッカーは心細くなっているものなのだ。
そうした人たちにも分け隔てなく温かく接するのが公共交通機関に務めるもののマナーなのではないだろうか?