いま行きていることに何やら奇跡を感じてしまうw
今週のお題「一番古い記憶」
ちわ、 だいぶお題について書くのは久しぶりだった気がするんですけど、今日も行ってみようかね(^^)。
今週のはてなのお題は「一番古い記憶」ということで、今回はワシの記憶に残る最も古い記憶について語ってみたいと思います(*´∀`*)
ガラスに頭をつっこんでw
一番古い記憶といったら、アレしかない。
わしはまだ社宅に住んでいた時、わしはテーブルの脚付き椅子に座っていた。おかんが掃除を始めたのでそれを見ていたのを覚えている。
わしの右斜め前にはガラス戸が嵌めこまれたタンス棚が。
すると、いつの間にか兄が後ろにやってきて、わしの椅子を前後にガクガク揺らし始めた。
わしは楽しくなってその揺れに身体を任せつつキャッキャッキャッキャッ言っていたように思う。
すると、兄は何を思ったのか椅子を前に大きく反動をつけて突き出した。わしはそのまま右斜め前にあるガラス戸に頭から突っ込み、頭を血まみれにしたのを覚えている。
一応、生命には別状なかったが、その後おかんが兄をどう叱ったのかはまったく覚えていない。
風呂場で滑って
そして記憶は飛んで次に思い出せるのはおかんの背中に背負われていた場面を思い出す。
おかんは必死の形相で背中にわしをおぶって長い急な坂を一生懸命登っていることをはっきり覚えている。
なぜわしはおかんに背負われているのだろう?
話は少し前の風呂場まで遡る。
わしはおかんに兄弟そろって風呂に入るように言われて風呂に入っていた。
そのころようやく一人でシャンプーができるようになったわしは、隣の浴槽で先に身体を洗って遊んでいる頭を洗いながら横目にチラリと見たのを覚えている。
兄はなにやら必死に浴槽の縁に石鹸を丹念に塗りこんでいたのを覚えている
頭の泡を洗い流し、わしも隣の浴槽に入ろうとして縁に足をかけた瞬間だった。
ステーン!
わしは勢いよくすべり、そのまま風呂場の床に頭を打ちつけてそのまま気を失った。
遠くなる記憶の中、兄が大慌てでおかんを呼ぶ声が聞こえ、わしは頭から血が流れていくのを横目に見ていたことを覚えている。
そして気づくと冒頭の母の背中に背負われるシーンに行き着くのである。
母の背中にあぶわれながら、長い坂を必死に登っていく姿を朦朧とする意識の中見ていたことを薄ぼんやりと覚えている。
そして、また記憶が遠くなった。
手術台の上で
次に目が覚めた時、わしの目の前にたくさんの光が飛び込んできた。
眩しくて目を逸らして周りを見渡すと、何やら手術着を来た数人の人たちに囲まれていて、わしは手術台の上に寝かされているらしい。
横を向くと手術室の扉の向こうで心配そうな顔をしてわしの様子を見ている親父の姿が目に入った。
親父はスーツ姿のまま今まさに急いで駆け込んできたような格好でいたのをよく覚えている。
そしてまたわしは気を失った。
もしあの時、打ちどころが悪かったらわしは今この世にいなかったかもしれない。
もしあの時、もう少し違うところを怪我していたらわしは健常者ではなかったかもしれない。
わしは二回も頭に重症を負い(w)、その二度とも兄が絡んでいることになにやら因縁めいたものを感じてしまう。
それ以外にも細かい怪我をこの兄に何度も負わされているが、ここまで兄に虐待された者はいないだろう。
しかも腹が立つのはこの兄貴がいささかの悪意もなくしれっとした感じでわしに怪我を負わせるのが腹が立つのだ!
いずれにせよ、この記憶は一生忘れることはないだろう。
くそっ!(; ・`ω・´)