Doraneko&Donuts

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ドラねこが10冊選んでみた ブック・オブ・ザ・イヤー2016

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こんちわ、おいさんです(^^)

みんな本を読んでるかい?

 

今年もわしはたくさんの本を買いました。

図書館で借りたのも含めると100〜200冊くらい読んでいるかなぁ?(;´∀`)

だからといってそんなものがなにも照明するものでもないってことはわかっているけど、それでもそんなわしが今年一年読んでおもしろかった本を紹介していこうと思うよ。

 

まぁ、過去の読書日記の名残で2016年の総括だと思って読んでいただければ幸いです。

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1 . 空気の研究 

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「空気」の研究
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まず最初に挙げるとすれば、Kindle50%ポイント還元セールの時期に買った山本七平の名著「「空気」の研究」 

以前図書館で借りた時はクソ分厚くて尚且つ話が込み入っていたので途中で嫌になって投げ出してしまったのだが、Kindleでかなり安く販売されているということを知って今回再読するために購入した。

 

空気とはいわゆる日本人が得意な周りの雰囲気を察して自らもその雰囲気になんとなく歩調を合わせて己を殺してしまうこと。

 

先日、小池百合子都知事も何かの記者会見でこの本を引用しつつ会見をしていた姿が記憶に新しいが、一見日本人にとって美徳のように思えるこの「空気を読む」という作法が実は持つ、危うい構造について鋭い視点を投げかけている。

 

そんな日本人というものが如何に構造的な同調圧力に弱い(空気を読む)存在であるかをコレでもかと難解な説明の元に解説されている、日本人必読の教養書。

 

 

2 . 菊と刀

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菊と刀【電子書籍】[ ベネディクト ]
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これもKindleで購入。

菊と刀 」は太平洋戦争中、日本の占領政策を考える上で米国が、文化人類学者ルース・ベネディクトに当時の資料を元に徹底的に日本人の気質と行動を研究するように依頼し、まとめ上げた報告書がこちらである。 

普通、Kindleで購入した本ってページ数を気にしなくていいからスラスラ読めるんだけど、この本は読むのがツラかった!www

 

読んでも読んでも終わらない!

一体いつ終わりが来るんだと来る日も来る日もページをめくり、ようやく読み終えたときには2ヶ月かかったw 

こんなに読むのが遅かったのはレイチェル・カーソンの「沈黙の春」以来久しぶりであった。 

 

 

3 . ゲッターズ飯田のあなたのこたえ合わせ占い

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ゲッターズ飯田のあなたのこたえ合わせ占い [ ゲッターズ飯田 ]
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以前、このブログでも書評で取り上げたけど、 

http://www.doraneko86.net/entry/book/review/101

背表紙に惹かれて面白そうだったからつい買ってしまった。  

 

わしもこの歳になるまで色んな占いの本は読んだけど、「ゲッターズ飯田のあなたのこたえ合わせ占い」はその中でもかなり個性的な内容の本で、一言で言うと読者に喧嘩を売っていると言っていい内容の本である。

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で、わしを占った結果が「甘えん坊の趣味人」と、どんな風に受け取っていいのかよくわからない結果に思わず笑ってしまった。

 

その他にもパラパラとめくっていると色々おもしろい項目があるので、近くの人や友人などを占ってあげれば、飲み会などで盛り上がること間違い無しである。

そんな忘年会アイテムとして必須な占いの本なのであったw

 

……それにしても「異性大好き!!」って(当たってるけどw)

 

 

4 . ゲッターズ飯田の運の鍛え方 

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ゲッターズ飯田の運の鍛え方 [ ゲッターズ飯田 ]
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次に紹介するのもやはり「ゲッターズ飯田の運の鍛え方」 という本。

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こちらはブックオフで購入したが、

「運の鍛え方」「運を貯める!」など、自らの運を鍛えるという言葉に惹かれて読んでみたのだ、なるほど読んでみてこれなら普段からでも実践できそうなことが多く書かれていて、なおかつ納得のいく内容に500円という格安で購入しつつも得をした一冊であった。

 

 

5 . 民主主義という病

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民主主義という病い [ 小林よしのり ]
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ここまで活字をほぼ紹介してきたのでここらへんで一冊マンガを紹介しよう。 

ゴーマニズム宣言SPECIAL 民主主義という病い」 は去年もてはやされた安保闘争にSEALsなどのデモについて、劣化した感情が引き起こす大衆の愚民主主義について鋭い指摘を加えている本。

 

これを読めば世界中が今まさに劣化した愚民主主義によって覆われつつあり、その問題からはもはや逃れられないということを、お題目として信じてきた民主主義の「病」という形で書き綴っている。

 

今年を総括する上でぜひ読んでおいて貰いたい一冊である。

 

 

6 . 図書館「超」活用術 

帰省した折に図書館で偶然見かけ、あまりの面白さに即Kindleで購入した一冊。 

 「図書館「超」活用術 最高の「知的空間」で、本物の思考力を身につける」は日本人なら誰でも無料で利用できる図書館の賢くて便利な利用法をコレでもかと詰め込んだ一冊。

http://www.doraneko86.net/entry/book/review/103/library

わしも書評で取り上げて、

その記事がSmartNewsに掲載され多くの読者に読まれたが故に思い入れのある本となった。

来年はこの一冊を抱えて近所の図書館めぐりでもしてみようかと思っている。

 

読書は好きだけど本を買うのにあんまりお金をかけたくないという人にぜひ読んでもらいたい。

 

 

7 . ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座

カエレバなどのサービスで有名なかん吉さんの本。

ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」はわしみたいな初心者ブロガーにとって非常に役立つ本である。

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その内容を一言で言えば「当たり前」のもの。

と言ってもこれは悪口ではなく、ブログを書く上で「読者を味方につける」心構えとして、「読者にファンになってもらう」「自分の成長をコンテンツにする」など、如何にブログを読んでくれている読者との間に信頼醸成を築くか、について力点をおいた内容になっている。 

 

本のレイアウトも読みやすくてキレイなので、

眺めているだけで楽しいし、内容もスラスラ読める。

 

 

8 . 本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ

次もそんなブログ本の類で今度はアフィリエイトについて語った本としてわしがおすすめしたいのはこ「 本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ

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…まぁ、といっても多くのブロガーがこの本について語っているのでわしがすすめるまでもないのだろうけど、今読むと内容としては如何に稼ぐか?といったノウハウよりも悪質なASP業者や広告主に騙されないための知識を授けてくれているといった内容になっている。

これを読んで稼ごうと思ったら、本書に書かれているプログラムを学ぶしかない。

……ハァ(;´∀`)

 

 

9 . すべてはモテるためである 

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すべてはモテるためである [ 二村ヒトシ ]
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これも図書館で借りた國分功一郎氏の「哲学の先生と人生の話をしよう」の中で紹介されていた本だったので興味を誘われて思わず買ってみた一冊。 

哲学の先生と人生の話をしよう

哲学の先生と人生の話をしよう

 

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本ブログでも先日内容については語ったから割愛するが、

http://www.doraneko86.net/entry/book/review/110

すべてはモテるためである 」はモテない男が何故モテないのかを、時に冷徹なまでに詳細に分析し、モテない男をモテ男にするために指南する優れた名著である。

 

モテないわしとしてはまず「臆病を治す」というところから実践してみようかな(;´∀`) 

 

 

10 . 戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島 

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戦争する国の道徳 [ 小林よしのり ]
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最後に紹介するのは 去年発売されて話題をさらった「戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島

あの論壇内で旧敵としてしのぎを削っていた宮台真司と小林よしのりがタッグを組み、それに東浩紀を加えてこの国の未来について語った一冊。

読むほどにこの日本の問題点。「劣化した大衆」に「劣化した保守論壇」の痛いところをこれほどかとえぐり出し、徹底的に論じている。

 

「民主主義という病」と合わせて読むことをおすすめする。

 

 

 まとめ

いかがだっただろう?

 

ざっと書いてきたがこれがわしが2016年に読んでおもしろかった本たちである。

年末年始読む本がないという方は暇つぶしにこちらで紹介したものを読んでみたらどうであろうか?

 

きっと、楽しめること請け合いである(*´ω`*)