5K iMac再び死んだ macOS「High Sierra」を導入して失敗した話
ちわ、おいさんだよ(´;ω;`)
キミは修羅場を乗り越えたことはあるかい?
というのも、
今わしはこの愛用の5K iMacが使えるか使えないかのギリギリの切迫した場面に遭遇しているからだ。
以前も購入したMacが、二週間で突然故障して目の前が真っ暗になるという「5K iMacの悲劇」を経験した。しかし、今回は故障ではない。
実は新たに配布された新OS「High Sierra」を導入したためである。
今回はそんな「High Sierra」のトラブルについて、一週間のふりかえりとともに語ってみたいと思う。
最新OSに騙されて……
けっこう焦っている。
というのも久しぶりにわしの5K iMacが壊れたからだ。
前回はちょうど一年前に5K iMac自体のハードがダメでAppleに電話して無償修理してもらった。だが、今回はハードではなくソフトの方である。
きっかけは新しく配布された「High Sierra」をダウンロードしたのが始まりだった。
「High Sierra」はAppleの公式サイトに書いてあるとおり、ファイルシステムに「APFS」という新しいものに更新し、SSDとの親和性をより高める方向にすすめている。
わしの5K iMacもSSDを搭載した「フュージョンドライブ」なので、これは導入したほうが仕事がやりやすくなるのでは?と思い、Wi-Fi環境で繋いでさっそくApp Storeからダウンロードしてインストールすることにした。
しかし、トラブルはその直後に起こった。
「High Sierra」をダウンロードして、インストールしたまではよかった。
その後「ディスクユーティリティ」を開いてHDDの形式が「APFS」に変わっているのか確かめてみると……
なんと、CドライブとDドライブ(って言ってもMacにそんなもんないかw)に分けた、HDDは「MacOS拡張(ジャーナリング)」のまま。
あれ?おかしいな^^;
インストールすれば「APFS」に変わるのかと思っていたけどやっぱり甘かったか。これは自分でHDDをフォーマットしなくてはいけないのか?
そこで今度はこのまま通常画面ではSierraが入った「Macintosh HD」はフォーマットできないので、一旦電源を落として、再度電源をいれる際にcommand+Rを画面にリンゴマークが出るまで押し続けた。
そしてわしは復元システムを使って「macOSユーティリティ」から「ディスクユーティリティ」を開き、OSの心臓部である「Macintosh HD」を「APFS」に変更するためにフォーマットした。
それが悲劇の分かれ目だった。
その後、Mac Fanなどに書かれているとおりに「macOSを再インストール」をクリックし、削除したパーティションに「High Sierra」のインストールを試みるも……「このお使いのパーティションにはインストールできません」の文字が。
頭が真っ白になった。
え?なんで?
これでインストールできるんじゃないの?
心臓が早鐘を打ちはじめ、背中に冷や汗が滴り落ちる。
でも、まずは落ち着いて一度電源を落とし、再度Macを立ち上げることにした。
しかし、それが第二の不幸の始まりだった。
真っさらすぎて
立ち上げるとMacは真っ暗の画面でうんともすんとも言わない。
そのうち真っ暗な画面にはてなマークがついたフォルダが点灯し始めた。
ここでようやく自体が容易ならない状態になっていることを確信する。
慌てて電源を落とし、再度command+Rを押しながら復元システムを立ち上げるも、今度はさっきみたいな「macOSユーティリティ」が現れない。
そのかわりに画面に映し出されたのは、地球儀のマークとそれが回転する様子だけ。
どうやらOSの根幹である「Macintosh HD」をフォーマットしたがために、OSのインストーラー自体もなくなってしまったようだ。
こうなると、もう冷や汗が吹き出るなんてもんじゃない。
自分がしでかした過ちに後悔で胸がいっぱいになるわし。
ああ、こんなことになるんだったら、
ちゃんとバックアップをとっておけばよかった(;´∀`)
愚かなことにわしは今回もOSのバックアップを取らずにバージョンを上げてしまったので、その時点で元に戻すことが不可能になってしまったのだ。
なのでMacは必死にインターネットを通じて工場出荷時の状態に戻ろうとOSをダウンロードしている。
去年も5K iMacを壊して学んだはずなのに、わしは何度同じ間違いをすれば気が済むのか!
というのも実は今回しっかりとバックアップは取っていた。
しかし取っていたのは写真や音楽ファイルが詰まっているDドライブの方だけだったのである。
Cドライブ(Macintosh HD)はどうせクリーンインストールするんだからバックアップをとっても無駄だろうと甘く考えていた。
それにCドライブのデータが入るようなHDDも、持っていなかったのだ。
その後、
ネットを通じた工場出荷時の状態に戻るまでになんと6時間もかかった!
先日回線を、早い5GHzのものに変えたのにこのもっさりよう。
そしてわしの5K iMacはなんと「Sierra」よりも前の「エル・キャピタン」にまで戻ってしまったのだった。
トホホ……
これじゃなんのために去年「Sierra」にしたのかよくわかんない(´;ω;`)
APFS化に気をつけろ!
その後、エル・キャピタンにまで戻ったMacは、またさらに3時間かけて「High Sierra」に上げ、再びHDDを「APFS」に変更するべく、またしても「Macintosh HD」をフォーマットすることにした。
すると、
今度は旋回インストールできなかった「High Sierra」がインストールができた。
たぶん前回フォーマットしたときに、「Macintosh HD」の名前を間違えて消してしまい「Untitled」にしたままでインストールしようとしたために失敗したらしい。
今回は「Macintosh HD」の名前はそのままで「APFS」化したので成功したようだ。
なんだよ!
そんな単純なことだったのかよ!
しかし、この「APFS」化した「Macintosh HD」も、ホームフォルダの場所を変更しようしたのが災いし、再度立ち上げるもPasswordを打ってログインすることすらできなくなってしまった。
そして、話はまた振り出しに戻るのである。
その後、わしの5K iMacは再びクリーンインストールをして、なんとか「APFS」化までは可能な状態までに戻すことができたのだが、サードパーティ製のソフトに若干挙動が不安定な部分が見られて全く本調子ではない。
この復旧作業に費やしたわしの時間は4日。
ああ……わしはOSを再インストールするだけで4日も時間を無駄にしたのか。
おかげで仕事にも支障をきたしてまったく作業に取り組むこともできず、今日も時間だけがただ過ぎていく。
みんな、新しいOSのクリーンインストールには気をつけような(´;ω;`)